今年春に世界的に流行した新型インフルエンザが、夏を迎えても国内の感染者が拡大
し、5000人を突破したことが厚生労働省の集計で分かりました(7月24日読売
新聞)。
先週7月13日から7月19日の新たな感染者は過去最多の1502人に達したとの
ことで、厚生労働省は新型インフルエンザの全数調査をやめて、全国5000カ所の
医療機関と集団感染の調査に切り替えるそうです。
感染者の8割は海外への渡航歴がないとのことですので、今後も国内で感染が拡大す
る恐れがありそうです。また、通常の季節性のインフルエンザの感染が、夏に入り今
冬ピーク時の200分の1以下に減少しているのとは対照的に、新型インフルエンザ
は夏になっても減少せず感染が拡大していることもあり、引き続き注意をしていく必
要があります。
季節性のインフルエンザ対策でもよく言われていることですが、感染する確率を減ら
すために、手洗い・うがいをこまめに行うようにし、できるだけ人ごみを避けるとい
った対応をするとよいのではないでしょうか。
特に、持病(慢性呼吸器疾患や腎機能障害等)のある方、妊婦、幼児、高齢者はイン
フルエンザが重症化することがあるとされていますので、特に意識して対策をしてい
く必要があると思います。
(相川)
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