民主党は、上場企業を対象とした特別法「公開会社法(仮称)」を、2012年度までに制定する方向で検討しているそうです。
公開会社法は、上場企業の内部統制を強化することを目的としています。
現在、検討している具体案としては、
・監査役の一部を従業員代表から選任する
・社外取締役の人数を増やす
・社外取締役の就任条件を厳しくする
・傘下の子会社の上場を禁止する
といった内容が挙げられます。
ライブドア事件など企業不祥事が相次いだことを受けての検討ですが、制定されれば、企業の信用向上のため、中小企業も同様の内部統制を検討する必要が出てくると思います。
経営者の皆様には動向が気になるところです。
(原田)