生きている限り、人間はすべてを奪われることはない。
/正岡子規氏
明治時代の俳人正岡子規の言葉です。
仕事で大失敗をしてしまったとき、
誰もが次から失敗をしないよう気を付けようと考えます。
しかし、心配するがあまり何もしないことを選択してしまうことが
あります。
非常にもったいないことです。
「何もしない」ということは、
「先の失敗を自ら無意味なものにしている」ということです。
失敗には必ず学べることがあります。
何もしないことは、失敗から学んだことが何なのかも確認できない
状態です。
成長できないどころか、先の失敗は単なるストレスでしか
残らなくなってしまいます。
失敗は成長の機会にもかかわらず、嫌な思い出だけが残るのは
もったいないですよね。
しかも、失敗しないためには、失敗から学んだことを次に実施する
ことですので、何もしないと、同じ失敗を繰り返す危険が高まります。
失敗から学べることはないか真剣に向き合い、次の機会に活かしましょう!!
と言っても、何事も不安にとらわれると、
腰が引けて先に進めなくなることがあります。
そんなときは冒頭の言葉を口にしてみましょう!
前に進む意欲が湧くと思います。
マフィアでない限り、仕事に失敗したからと言って殺される訳は
ありません。
以前紹介しました
「心配とは、行動の不足から起こるもの/野村克也氏」
のとおり、「すぐに着手」を心がけましょう!!
正岡子規氏は7年間の闘病生活を経て、
34歳という若さでその生涯に幕を閉じています。
そのような短命でありながらも、数々の功績には感服です。
冒頭の言葉の考え方が正岡子規の偉業の原動力になったのでしょう。
何か失敗した際には冒頭の言葉を勇気をもって前に進みましょう!!、
(原田)
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