苦しいから逃げるのではない。
逃げるから苦しくなるのだ。
/ウィリアム・ジェームズ氏
心理学者・哲学者のウィリアム・ジェームズ氏のことばです。
誰しも何もかも投げ捨てて逃げ出したくなることがありますよね。
苦しみから解放されたいと思って、逃げ出したくなるのですが、
逃げ出したからと言って、苦しみが消えることはありません。
逃げ出したくなるまでに至った経験は人生の一部です。
たとえ逃げ出したとしても、人生の一部は決して消えるものではありません。
当然ながら、人生の一部に伴って発生した感情も同様です。
苦しみを消すには次の経験で他の物に置き換えることしかないのです。
逃げずに取り組んだ経験は次に活かすチャンスが生れ、苦しみが教訓や自信に置き換ります。
是非とも、苦しみを教訓や自信に換え、さらなる成長を目指しましょう!
しかし、逃げ出した経験は、挽回するチャンスを失います。
そのため、苦しみは出口を失い、いつまでも自分の中に残り、消し去ることが難しくなるのです。
そんな時、人は無意識のうちに記憶を消そうとしたり、変えようとしたりします。
場合によっては、自分の責任を他人の責任にすり替えて記憶することもあります。
そうなったら最後、逃げた経験と似たような状況に陥った時、
自分で捏造した記憶が正しいと認識して、同じく逃げ出してしまいます。
さらに、逃げ出すことで、後ろ向きな姿勢が増長し、思考を停止させ、視野を狭めます。
そのため、少しでも似た状況であれば、同じ状況と判断するようになって、逃げ腰の姿勢が
大きくなっていきます。
そして、逃げる場面が無限に広がっていき、逃げることしかできない人生を送ることになるの
です。
苦しみから逃げるために記憶を変え続ける人生は避けたいものですよね。
「諦めるのはいつでも
できるが、諦めないのは今しかできない。」
/江頭2:50氏
のことばのように決して逃げることなく何事も諦めずにやり遂げましょう!
私は、小さい頃、
「一度逃げたら負け癖が必ずつく。
負け癖は並大抵の努力では消すことはできない。
だから絶対に逃げるな。」
と母親から叩き込まれてきました。
当時は、母親の恐怖と直面する方が苦しくて、何事も立ち向かう姿勢を保っていましたが、
ようやく母親の言葉も理解できるようになりました。
辛いことも多々ありますが、踏ん張った結果、大きなものを得る実感が沸き、
今や苦しみは消し去りたいと思うよりも、この実感を求めることに重きを置いているような
気がします。
一度しかない短い人生に空白を作らないためにも、
決して逃げることなく、何事も踏ん張って立ち向かっていきましょう!!
(原田)
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