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2013/07/02

法律ワンポイント:「お釣りが多いと気づいたら・・・」

飲食・買い物をした時にお店のレジで会計をしますが、お店の店員さんが
間違えてお釣りを多く返してきました。あなたならどうしますか?

お釣りが多いと気づいたら、すぐに店員さんに返すべきです。

当然です。帰宅後や後日気づくこともあるでしょうが、その場合も
すぐに返すべきです。

では、返金しなかったらどうなるのでしょうか?気づいているにも
かかわらず、「今日は運がいいナァ」・「このお金で何をしようかナァ」
などと思っていると刑法上罪に問われるかもしれません。
この場合、 気づいた時点により問われる罪が異なります。

1 お店のレジでおつりを返してもらった時点で気づいた場合
 「詐欺罪」に問われる可能性が有ります。
2 帰宅後に気づいた場合
 「占有離脱物横領罪」に問われる可能性が有ります。

また、民法上、本来のお釣りより多かった金額については、
「不当利得」にあたります。不当利得の成立用件として、
1 人の財産又は労務によって利益を受けたこと
2 そのために他人に損失を与えたこと
3 受益と損失との間に因果関係があること
4 法律上の原因が無いこと、が挙げられます。

店側とお客との間で不当利得が成立すると、お客(利得者)は
店側(損失者)へ対して利得の返還義務が生じます。

お釣りが多いことに気づいた場合、「人として」お金を返すのは
当然のことだと思いますが、お金を返さなければならないことには
「法律の根拠」もあるのです。例え金額が少ないからといってそのまま
自分の財布へ入れてしまうと、予期せぬ責任を負うこととなるかもしれません。
気をつけましょう。

(森)

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