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2013/09/04

後継者作りが自分自身の発展につながる。 /原田泳幸氏

後継者作りが自分自身の発展につながる。
/原田泳幸氏

日本マクドナルドホールディングス株式会社CEOの原田泳幸氏のことばです。
後継者と言っても、経営者だけの話ではありません。
新人教育や業務の引き継ぎなど普段の業務の一場面ととらえて考えてみて下さい。

自分に与えられた目前の仕事に没頭することが成長の近道と考えてしまいがちですが、
冒頭のことばのとおり、後進育成こそが自分自身の大きな成長につながる最優先課題です。
私は、後進育成に取組むだけでも、7つの成長のチャンスを得ることができると考えています。

この7つの成長のチャンスは、

「育成開始時」
「うまくいったとき」
「うまくいかないとき」

に得ることができます。

【育成開始時】
ここでは、

1「自分の頭の中でその職務を整理するチャンス」
を得ます。

(この職務の後にあの職務があるから、ここを強調して説明しなければならない...。)

等を考えることで、
今まで軽視していた内容に対して改めて自戒することもできますし、
重要事項を再認識することで自分の課題の優先順位も見えてきます。
職務の全体像を改めて確認することで、
今まで得た自分自身のスキルを熟成して
忘れられないものすることができるのです。

【うまくいった時】
相手が前向きな姿勢で成長がみられたり、結果を出したときには、

2「自分のモチベーションをあげるチャンス」
3「人の良い部分を自分のものにするチャンス」

を得ます。
うまくいった時は、何よりも相手の成長の達成感を相手と共有でき、
楽しさが次への成長のモチベーションとなり、
さらなる大きな成長を目指すことができます(2)。
また、自分にはない相手の良い部分が、自分のいい刺激になり、
視野が広がったり、自分の成長の援けになることもあります(3)。

【うまくいかなかった時】
うまく伝わらなかったり、相手が結果を出せなかったりした時こそ、成長のチャンスの宝庫です。
この際、

4「自分の至らない点を気付くチャンス」
5「伝えるスキルをあげるチャンス」
6「自分の体験を活かすチャンス」
7「自分の未体験のリスクを乗り越えるチャンス」

を得ます。
教え方が未熟だったり、
そもそも自分自身の理解が不十分だったりすること
を確認することができます。
自分の弱点を知ることで、
自分自身の悩みや壁も打ち勝つきっかけがつかめるようになるのです(4)。
さらに、どうやったら伝わるのかを試行錯誤することで伝えるスキルを上げ、
コミュニケーション力向上などにつなげることができます(5)。
また、仮に、相手に問題があったとしても、自分の体験を元に指導・アドバイスすることで、
自分の体験で得た成長を役立てることができます(6)。
たとえ、自分の未体験の問題があったとしても、
自分1人のときでは得られない新たな壁を乗り越える絶好の機会であり、
大きく成長することができるのです(7)。

このように後進育成を自分の成長のチャンスととらえ、
お互いに伸ばし合えば、
一人で取り組むよりも多くの成長のチャンスを持つことができます。
結果、組織が大きくなり、無限に成長のチャンスが広がっていくのです。
私も、後進育成をメイン職務として心掛けて、取り組んでいますが、
問題に意識が偏るばかりに成長のチャンスを見失うことが多々あります。
冒頭のことばを胸に、自分の成長、相手の成長を追い求めていきたいと思います。

(原田)

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