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2013/10/16

怒りは相手よりも自分を傷つける /オプラ・ウィンフリー氏

怒りは相手よりも自分を傷つける
/オプラ・ウィンフリー氏

「ヒラリー・クリントン氏の次に女性アメリカ大統領になる」
と言われている女優・テレビ司会者のオプラ・ウィンフリー氏のことばです。

怒りを相手にぶつけてしまって、後悔することは多々あります。

相手に嫌な思いをさせてしまった反省
自分自身を見失っていた自己嫌悪
問題解決の道からの脱線

と、いろいろなジレンマに陥ることになります。
怒ってスっとしたということは、ほんの一瞬の一時的な気持ちにしかすぎず、
ふと冷静になると、その反動による落ち込みを感じるはずです。

「敢て叱る」という場合は、
前向きな結果を目指す状態なので
相手にとっても自分にとってもプラスに働くものです。
場合に応じて使い分ける必要があります。
しかし、
「感情的な怒り」は、
問題の本質から頭が離れている状態なので、
相手はもちろん自分にとってもマイナス以外何でもありません。
撲滅させる必要があります。
人間なので、怒ること自体をなくすことはできませんが、
少なくとも、怒りを感情として相手にぶつけないよう工夫していきましょう。

私は昔から「怒りっぽい」と言われます。
どうも、どんな相手でも筋を通そうとしない姿勢を感じると、即座にイラっとくるようです。
本当に筋を通そうとしていないかどうかは一瞬で判断できません。
そのため、イラッときた気持ちを一旦棚に置いておかなければならないのですが、
なかなかうまくいかず、試行錯誤中です。

最近心がけているのは、

「一瞬、まったく別のことを考える」

ことです。
別のことを考えた後、
「何の話だったっけ?」
と怒りの元となった件を再度、最初から思い出すのです。
そうすると、一連の流れを頭で追うので、ゴールを意識しやすくなります。
ゴールを意識すると、怒りを前に出すことが必要か不要かと考えられます。
怒りを前に出すことが、感情から「敢て叱る」か否かの判断に変わるのです。

これは素晴らしいアイディアだ!

と自画自賛しているのですが、なかなか実践するとなると難しいものです。
別のことを考える時間を増やしたり、
別のことを考えてから再度思い出すを何度も繰り返したりして
鍛錬中です。

「怒りは自己に悦び、へつらう感情である」
ミシェル・ド・モンテーニュ

フランスの哲学者モンテーニュ氏のことばです。
感情的に怒りをぶつけることは恥ずかしいことと肝に銘じ、
怒りを前に出すときはすべて「敢て叱る」ときにしたいと思います。

(原田)

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