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2013/11/20

１００年残るビジネスモデルを目指して！:「焦り」

「焦り」

１１月５日に司法書士試験の合格発表がありました。

合格者数７９６名
合格率２.９％
合格者平均年齢３４.７８歳

相変わらず狭き門の試験です。
合格された方々は身につけたライセンスを武器に
大きな希望に胸を膨らませていることと思います。

私の場合、合格した９年前の今の時期、
非常に

「焦っていた」

と記憶しています。
私は合格するまで全くの異業種で働いており、
司法書士実務については、ずぶの素人でした。
そのため、

「司法書士業界で働く人々に早く追いつき、早く追い越したい！」

と考えていました。
また、私は３回目で司法書士試験に合格したのですが、
２回先へ進めなかったという悔しさが、
焦りに輪をかけたようです。

実際には、
不動産登記周辺業務を行う会社で半年間、
司法書士事務所で半年間、
を働き、あまり経験を積まないまま開業独立してしまいました。

今振り返ってみると、大胆な奴だと思いますが、
当時は、焦りが募って行動した結果でした。

開業してからは、
身につけなければいけないスキルの多さに目が回っていました。
スキルを身につければつける程、
焦りもなくなり、
落ち着くことができるだろう...
と一心不乱に取り組んできて早９年、
いまだに目が回り続けています。
今は焦りがない状況にいると、
反対に自分がダメになってしまうのではないかと
不安にかられてしまいます。

私には能力もスキルもない分、
焦って背伸びをして、
やっと周りについていけるのだろうと思っています。
焦って周りを振り回してしまうこともあり、
反省する部分もありますが、
焦って背伸びした分、
自分たちの実力以上の成果を出せることもあり、
周りの充実感につながることもあります（と信じています）。

この先も焦って背伸びし続け、挑戦し続けたいと思います！

（原田）