「起業家/藤田晋(著)」
突然ですが、私こと原田が担当しております
「心に響くことば」
「100年残るビジネス残るビジネスモデルを目指して」
と並行して、この度、新しく
「読書で成長!」
というコーナーを始めさせていただきたいと思います。
以前、
「100年残るビジネスモデルを目指して!:私を変えた3冊」
で紹介させていただきましたとおり、
私は読書が大好きで、少しでも隙間時間があれば、読みあさっています。
短い人生の中、経験できることに限りがあります。
自分の未経験の物事を学ぶために本は大きな存在と考えて読んでいます。
読書で記された著者の体験を自分の疑似経験と置き換えることで、
短い人生の中、効果的にスキルもあげることが可能になります。
より効果的にスキルをあげるためには自分に必要な本とたくさん出会うことですので、
皆様に合った本と出会う場として私が感銘を受けた本を勝手ながら紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、
「起業家/藤田晋(著)」
です。
本書は、サイバーエージェント社長の藤田晋氏の自叙伝です。
サイバーエージェント上場後の新規事業の立ち上げの時代について、
華やかなイメージとは裏腹に藤田氏の苦悩が赤裸々に記されています。
アメーバブログ成功までの紆余曲折
ライブドア事件についての藤田氏の周りの動向
などについてリアリティがあって、引き込まれていき、
一気に読み切れる内容です。
上場会社の社長である藤田氏が、
現場に入り、チームを自ら引っ張っていく不撓不屈の姿勢・熱意は圧巻です。
「何度も繰り返し言い続け、
自分でやってみせ、
背中で見せない限りはダメ」
という一文が印象的でした。
本書から、経営者として成功したかに見える人ほど、大きな苦悩を抱えていることがわかります。
地位が上がれば上がるほど、リーダーとしての苦悩も大きくなるのですね。
自分はまだまだ甘いと痛感します。
リーダーの立場にいる人にとって非常に勉強になる一冊です。
(原田)