12月5日はモーツァルトの命日にあたるのですが、
その日にモーツァルト作曲の「レクイエム」のコンサートがあるので聴きに行くことにしています。
レクイエムはキリスト教の死者のための典礼のための音楽の一つで、レクイエムとはラテン語で「やすらぎ」の意味です。
曲の冒頭、「永遠のやすらぎを、彼らにお与えください、主なる神よ」という言葉で始まるので、一般に「レクイエム」と呼ばれているのだったと記憶しています。
西洋ではルネサンスのあたりから、死者を送るための典礼音楽が書かれ、歌われており名曲がたくさんあります。
キリスト教の教義としては、死は必ずしもネガティブなものではないのでしょうから、古い時代のレクイエムでは、神の国におもむく人をひたすら安らかな美しい音楽で送るような曲もあります。
ただそうは行っても、神ならぬ我々人間にとっては身近な者の死は辛く悲しいものであり、その冥福を願わないではいられないものなので、その心情を反映した劇的で感動的な作品も多いですね。
モーツァルトのレクイエムもその一つです。
映画音楽やCMに引用されて知らないうちに耳にしていることもあります。
レクイエムの言葉には、最後の審判(その日が来ると死せるものも生ける者も神の前に引き出され裁きを受ける)にかかわる、聖書等の章を入れることが多く、とくにそこは劇的な音楽で表現されることが多いです。
考えてみると、死者を送るための音楽を、鑑賞のために聴きに行くというのも少し不思議な気もしますね。
もちろん、わたしのような者でも、レクイエムに接するときには身近な人のことから、世の中のことまで思いを新たにして、わが身のあり方をかえりみないわけにはいかないですが、音楽の持つ重い雰囲気、最後の審判を畏れる感じ、天国の平安を願う雰囲気を味わいに行くといえます。人間にはそういうところもありますよね。
ところで、12月8日は元ビートルズのジョン・レノンの命日でもあります。
気が付くと、わたしも彼の没年より年がいっちゃってます。
早逝した天才たちとは、比較しようとも思いつきませんが、同じくらいの年の友達・知人・上司と比較すると、「俺ってなにやってんだろう。」とおもわなくもないですが、人と比較しない主義なので、、、と言い訳することにしています。
(大内)
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