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2013/12/18

１００年残るビジネスモデルを目指して！「私の就職活動」

「私の就職活動」

１２月１日に２０１５年春卒業の就職・採用活動が解禁されました。
大学３年生の方々には、大事な社会人としてのスタートを
慎重に選んでいただければと思います。

私の学生時代は、
現在のように転職が当たり前の時代ではなく、
終身雇用が一般的でした。
学生たちは、

「一生のことを数か月のうちに決めなければいけない」

と焦って就職活動を行っていました。
しかも就職氷河期と呼ばれ、周りから危機感をあおられていたと記憶しています。

しかし、当時の私は特にどんな仕事をしたいかイメージできず、

「やりたいことは働いてから見つけよう」

と呑気なことを言って就職活動しておりました。

そのときの就職先を選ぶポイントしては、

「専門的なものを売る営業であること」

でした。理由は、

・専門的であれば、知識を拡げる姿勢を強制的に持てること
・専門的なものであればある分、営業スキルが高く求められること

から、将来、見つかったやりたいことがどんなものでも、
うまく経験を活かせることができるだろうと考えたからです。

と言いながら、

「やりたいことが見つからなかったら、趣味に生きよう。」

と考えていた本当に危機感のない学生でした。

結局、自動車の部品メーカーに入社し、
徹底的に根性を叩き直されました。

いろいろと辛い思い出が多かったのですが、
ここでの経験は本当に勉強になりました。
６年間お世話になり、
幸いやりたいことが見つかって転職したのですが、
今の自分があるのは、
最初の職場の厳しさがあったからだと思っております。
当時のお客様・上司・職場の仲間には今でも感謝しています。

現在、転職する方もふえてきましたが、
最初の職場はその人の人生で大きな影響を及ぼすことは間違いありません。
最初の職場で楽をしてしまうと、
それ以上の仕事の厳しさに耐えられなくなり、その後が大変です。
反対に、最初の職場で仕事の厳しさを知ると、
仕事の厳しさに対する免疫だけでなく、
その先の達成感という喜びも知ることができ、大きく成長していけます。

転職後の職場でも同様のことが学べますが、
仕事の厳しさを知るのは早ければ早いほど、
その後の大きく成長できる時間を長く持つことができます。

貪欲に吸収できるものがないか前のめりで仕事に取り組んで
仕事の厳しさを知っていきましょう！

（原田）