メニュー

手続法務・身近な法律問題に関するお問い合わせ

事務所について

全国対応!
司法書士・行政書士・社会保険労務士 税理士がご用件を承ります。

埼玉・東京

» 事務所について詳しく見る

  • 中央グループ採用サイト
  • リーガルマネジメント
  • 会社設立
  • 離婚相談センター
  • 家賃滞納対策サイト
  • 自動車登録エキスパート
  • 車庫証明エキスパート
  • がん予防メディカルクラブ

司法書士法人・行政書士法人・社会保険労務士法人・税理士中央グループブログ

最新のお知らせ

2014/02/12

読書で成長!:「冒険図鑑―野外で生活するために」

おすすめ書籍のご紹介、今回は
冒険図鑑―野外で生活するために』福音館書店
です。

この本を始めて手にしたのは小学校一年生の時でした。
元々は母が兄に与えたものでしたが、兄よりも私の方がどっぷりとはまってしまい、
この年齢になっても一月に2?3回は取り出して眺めています。

私は決してアウトドア派ではないのですが、何故この本にこれ程までに魅了されるのか?
答えの全てが冒頭の「はじめに」という文章の中に詰まっています。

"行動に移す前は、慎重に計画を立て、準備をして、危険はできるだけさけなくてはいけない。
そのうえで残る1%の予想もつかない危険に対して勇敢に立ち向かうこと、それがこの本で
いう冒険なのだ。"

...シビれます。
この考え方は、「野外で生活するため」という目的よりも更に大きなものを内包している気が
してなりません。
結局のところ、私がこれをいまだに愛読している理由は、仕事を始めとした人生全般に通
ずる金科玉条。
そのように感じるからなのだと思います。

無い物ねだりは人間の常ですが、私は人生全般...筆頭である仕事においても、「慎重に
計画を立て」「準備をして」「予想もつかない危険に対して勇敢に立ち向かう」ことが出来て
いるとは言い難い状況です。
だからこその憧れであったり、はたまた自身に対する鼓舞や戒めであったりといった要素が
たっぷりと染み込んだこの本に惹かれるのです。

堅苦しいことを書いてしまいましたが、本書は単純に図鑑としても非常に質の高い、素晴らしい
一冊です。
写真は一切使われていませんが、細かいタッチで丁寧に描かれる沢山の絵が、かえって外の
世界への想像力を掻き立てます。

ちなみに、小学校時代の私が一番好きだった項目は『野外でのトイレの作り方』。
外で急にお腹が痛くなったらどうしよう、という不安を常に抱えていたあの頃の私は、これを読んだことで大いに安心できました。
予行演習と称して実際に自宅の庭にトイレ設営をした結果、母から盛大なお説教を浴びたことも良い想い出です。

(大竹)

戻る