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2014/02/25

法律ワンポイント：「パチンコ屋の仕組み」

皆さんこんにちは、2020年東京五輪の開催が決定しこれから景気も良くなってくれると信じていますが、東京五輪の開催が決まったら、なぜかカジノ解禁に向けた国会議員の動きが慌しくなってきていますね。

日本においてカジノを含め賭博は刑法で賭博罪として禁じられており、特別法で認められた公営ギャンブル等（競馬等）を除けば金銭を賭けた賭け事を実施することはできないことになっています。

しかし、パチンコは賭博じゃないの?と皆さん疑問に思いませんか。

それでは、今日はパチンコの仕組みをお話しましょう。

パチンコについては特に風俗営業法第23条（1984年8月の風俗営業法改正で制定）によりパチンコ屋（遊技場営業者）に以下のことを禁止させている。
1.現金又は有価証券を賞品として提供すること
2.客に提供した賞品を買い取ること
3.遊技の用に供する遊技球等を客に営業所外に持ち出させること
4.遊技球等を客のために保管したことを表示する書面を客に発行すること

そのため、パチンコ屋では出玉を現金ではなく景品と交換している。
しかし、実際は特殊景品と呼ばれる景品を介在させることで、出玉を金銭と交換することが事実上可能になっている。
※特殊景品にはボールペンやライターの石、など様々な品物が使われています。

仕組みはというと・・・
1.パチンコ屋は、お客さんの現金とパチンコ玉とを交換します。
↓
2.お客さんはパチンコで増やした出玉をパチンコ屋内で特殊景品と交換します。
↓
3.お客さんは特殊景品を景品交換所（パチンコ屋から少し離れている）に持参すると、景品交換所（古物商許可を持っている）は特殊景品を現金で買い取る。
↓
4.景品問屋が景品交換所から特殊景品を買い取り、パチンコ屋に卸す。

うーん、よく考えますね!!

最近はパチンコ屋さんも景気が悪いみたいで倒産するところが出てきているようですし客入りが悪いので集客のため1円パチンコ（1玉1円 以前は1玉4円）のところも多くなりギャンブル性は薄くなってきたと言われておりますがパチンコ屋も商売です。
利益を取っていますので皆さんもパチンコにはまりすぎて人生を狂わせられないようにしましょうね。

ちなみに僕はパチンコ卒業しています!!

（掛樋）
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