世の中いろいろな検定試験流行りですが、
私がこの秋挑戦したのはクラシックソムリエ検定です。
なにそれ?と思われる方がほとんどでしょうね。
今回で3回目のこの検定試験は
クラシック音楽にまつわる幅広い知識を問う4択の検定試験で、
知っていれば自分の欲する音楽を選べるようになる、
音楽がぐっと面白くなる、
大切な誰かに薦めて素敵な時間を共有できるようになる、
という100%趣味の検定試験です。
エントリークラス、シルバークラス、ゴールドクラス、とあり、
プラチナクラスも予定されているそうです。
私は今年初めての受験で、大胆にもエントリーとシルバーのダブル受験をしました。
一応これまでの人生で蓄えた知識の他に、
公式テキストなるもので勉強して臨んだのですが、これがなかなか難しかったんです。
東京会場の受験生は男性が多く、年齢層は高め。
でも同じ教室に小学校4年生くらいの男の子がいて、
退室可能時間になるとスーッと出て行ったりして、タダナラヌ雰囲気を醸し出していました。
試験開始前の皆さんの様子はというと、斜め後ろの席の女子高生は
公式テキストをマーカーで塗りたくって相当暗記シテル様子。
年季の入ったクラシックマニアと思しき男性は
テキストでにわか勉強する必要なしって感じで余裕の表情。
私はと言うと、エントリーは楽勝だろうとたかをくくって問題に取りかかりましたが、
あれっ?以外と難しいんじゃない?
テキストから出題するって書いてあったけど、そうでもないんじゃない?
と、動揺を隠せませんでした。
どんな問題が出たかと言いますと、
エントリークラスから
次の弦楽器の中で一番長い弓を使う楽器はどれでしょう。
1. ヴァイオリン 2.ヴィオラ 3.チェロ 4.コントラバス
もう一つエントリークラスから
J.Sバッハの無伴奏チェロ組曲第1番に含まれないものはどれでしょう。
1.メヌエット 2.ジーグ 3.ガヴォット 4.クーラント
シルバークラスから
次の鍵盤楽器の中で、もっとも歴史が古いものはどれでしょう。
1. ピアノ 2.オルガン 3.チェンバロ 4.クラヴィコード
いかがですか?
4つの選択肢が思い出せたのがこの3つなので(たぶん合ってるはず)ご紹介しましたが、
スキャンダラスでゴシップ感漂う問題や、歴史通なら答えられそうな世界史と絡めた問題や、
作曲家の変人ぶりを紹介するような面白い問題もたくさんありました。
今回の試験結果は期待できませんので、もっと知識を増やして
またいつか挑戦してみようと思います。
(岩崎)
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