先日、高崎まで出かけて、「中世・ルネサンスの小さな音楽会」というイベントに参加して、
器楽や歌の演奏や、それにあわせたその時代のダンスのパフォーマンスをみたり、
自分も少し歌を歌ったりしてきました。
楽器は、リュートというギターより小さくて優しい音のする楽器と、
小型のハープ、リコーダー、タンバリンなどによる合奏で、
素朴ながらなかなかエキゾチックな雰囲気になります。
歌は、リュート伴奏によるイギリスのダウランドという作曲家の作品が多く歌われ、
メランコリーな雰囲気の曲から、明るく親しみやすい曲までバラエティに富んでいました。
そしてダンスは、ルネサンス期のイタリアの舞踏会の衣装を模してもので、
雰囲気ある音楽にあわせて踊ると、本当に華やかでタイムスリップしたような印象をうけます。
ルネサンス期のダンスは基本的には男女がはなれて立ってのステップが中心で、
素朴な雰囲気がしますが、女性がステップを踏むにつれてふくらんだドレスが
フワリフワリと揺れるさまは雅びなものでした。
ヨーロッパの中世の音楽、ルネサンスといってもなかなかイメージしにくいですね。
日常耳にはいってくるヨーロッパの音楽にくらべ、ルネサンス期の音楽というと、
宗教音楽については調和がとれた美しい曲、
それ以外では素朴で楽しい音楽が典型としてとりあげられるのですが、
作曲家や作品によっては劇的な表現や一種過激な技巧的な作品もあります。
さらにより古い時代になると、作曲の理論が整理されていないので、
今の感覚からすると時々きれいなハーモニーにならず不協和音になる箇所がありますし、
とくに教会音楽では、グレゴリオ聖歌の独特の旋律(いわばキリスト教版のお経ですね)
にもとづいて曲がつくられるため、教会っぽい雰囲気にくわえて、
エキゾチックな、あるいはアラブ風の感じがして、私は面白いと思っています。
まあそのころは、西ヨーロッパよりも、イタリアの諸都市よりも、
ギリシア・ローマの文化をひきついでいた地中海の東沿岸の地域に進出し交易により栄えた
イスラム世界のほうが、文化的にも先進地域だったのでしょうし、音楽も同じ土壌をもとに、
あるいは影響をうけていたんでしょうね。
ときには、ふだんあまり接しないジャンルに触れてみるのも面白いものです。
(大内)
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