こんにちは。メルマガ担当の尾薗です。
最近は夜空の星がとてもきれいで、夜になるとオリオン座を見上げています。
寒くなってきましたが、風邪をひかないよう気をつけたいものですね。
さて、今週から、新しい連載「成年後見制度とは?」がスタートします。制度の概要やどのような人
が対象となるのか、お届けしていきます。ご意見・ご感想などございましたら、是非お寄せ下さい。
⇒mailmagazine@h-firm.com
★。、:*:。.:*:・ ゜☆。.:*:・ ゜★。、:*:。.:*:・ ゜☆★。、:*:。.:*:。.:*:・゜☆★。、:*
◆注目の記事◆
?10月は高年齢者雇用支援月間です?
高齢・障害者雇用支援機構により、少子高齢化社会に対応した高齢者雇用の促進を図るプロジェクト
が推進されています。
キャッチコピーは「70歳まで働ける 私も企業も いきいき元気」です。
高齢者の労働意欲に応え、その労働力を活用できる企業が増えることで、個人も企業もいきいきと
した社会となることが望まれています。
2012年には団塊の世代が65歳に到達します。その中には、労働意欲も強く、高い技能や知識を
もった優秀な人材も多いことでしょう。日本経済の活力を維持するためにも、高齢者雇用の取り組み
は欠かせません。
2006年に「高年齢者雇用安定法」が改正され、65歳までの雇用確保が義務化となりました。
65歳はまだまだ若いですよね。今度は70歳まで働ける体制作りを、政府も目指しています。
高齢・障害者雇用支援機構では高齢者雇用のノウハウや、先進事例を紹介しているようです。
⇒ http://www.jeed.or.jp/activity/education/comfortable/syokuba.html
また、65歳以上への定年引上げや、希望者全員を対象とする70歳以上までの継続雇用制度の導入、
又は定年の定めの廃止を実施した場合に、導入した制度に応じ、一定額を支給する「中小企業定年引
上げ等奨励金」という制度もあります。要件等は当事務所にご相談いただければと思います。
たとえどんなに制度が整っても、労働者側の意識の向上は欠かせません。新しいことに率先して取り
組む意欲を持ち続け、技能を磨き、努力することを楽しむことができたら素晴らしいですよね。
(大澤)
★。、:*:。.:*:・ ゜☆。.:*:・ ゜★。、:*:。.:*:・ ゜☆★。、:*:。.:*:。.:*:・゜☆★。、:*
◆お客様の声◆
会社設立の手続をご依頼頂いたお客様からのメッセージをご紹介致します。
「自分にとって会社の設立は初めてのことで不安もありましたが、最初から親切丁寧に教えていただ
いて本当にありがとうございました。今後も何かあればよろしくお願いします。」
(さいたま市 A.T様)
会社設立のご依頼を頂くと、その後の手続の流れや決めておかなければいけない事項をご説明致します。
その際、設立をご希望の日から逆算して、いつまでに何をすればよいのか、当事務所では説明図をもと
にご説明させて頂いています。
また、お客様にはできるだけ手続面で時間を割くことのないよう、アンケート形式で必要事項をお伺い
しております。
手続の流れや費用はホームページでもご案内しております。
⇒http://www.h-firm.com/business/establishment/file01.html
会社を立ち上げられた後も、ぜひ長くお付き合いをさせて頂きたいです!
(尾薗)
『お客様の声』はこちらから⇒http://www.h-firm.com/voice/
★。、:*:。.:*:・ ゜☆。.:*:・ ゜★。、:*:。.:*:・ ゜☆★。、:*:。.:*:。.:*:・゜☆★。、:*
◆連載◆
?成年後見制度とは??
皆さんは成年後見制度をご存知でしょうか?
耳にしたことはあるという方も多いのではないかと思います。
成年後見制度とは、有効な判断ができなくなった人のかわりに、介護サービス等生活に必要な契約
をしたり、あるいは不利益な契約を取り消したりすることで、本人の生活を支援しようとする制度
です。
これから3回にわたり、この制度について連載しようと思います。
【成年後見制度のなりたち】
成年後見制度の前身は「禁治産・準禁治産宣言」の制度ですが、この制度は主に財産を守ることに重
点が置かれていました。しかし、高齢化社会に移行するに伴い、財産の維持だけではなく管理をしな
がら、より良い生活を送れるよう支援をする、という必要性が大きくなってきました。それに見合う
制度として、平成12年4月から新しく成年後見制度が施行されました。また、新しい制度では、本
人の希望を尊重するよう配慮がなされています。もちろん高齢者だけではなく、知的障害を持つ人も
利用できる制度です。
【後見登記制度】
禁治産・準禁治産者であることは従来戸籍に記載されていたので、禁治産・準禁治産者であることが
戸籍を見れば一目瞭然でした。成年後見制度ではプライバシーに配慮し、後見登記制度に改められま
した。本人の住所・氏名、後見等が開始されたこと、後見人の住所・氏名、などの後見に関して必要
な情報を登記し、登記事項証明書によって証明されます。(法務局で交付されます。1通800円の印
紙代がかかります。)登記されていない人は、登記されていないことの証明書を交付してもらえます。
(同じく法務局で1通400円の印紙代がかかります)。
【成年後見制度の内容】
成年後見制度は、いくつかの種類に分かれています。
◆法定後見制度
すでに判断能力が低下している場合の制度。判断能力の程度により「後見」「補佐」「補助」の3種類
に分かれます。
○後見
「事理弁識能力を欠く常況にある人」日常の買い物等も一人ではできない人が対象
○補佐
「事理弁識能力が著しく不十分な人」日常の買い物程度のことはできても、不動産の売買等重要な取
引行為は一人ではできない人が対象
○補助
「事理弁識能力が不十分な人」不動産の売買等重要な行為を、一人でするには心身の状態に不安のあ
る人が対象
◆任意後見制度
法定後見制度が、本人が判断できなくなってからとる手段であるのに対し、任意後見制度は、判断で
きる段階で後見人と後見の範囲を自分自身で決めておく制度です。
以上のように、一口に成年後見制度といっても種類が分かれています。次回からはこの内容につい
て少し詳しくご説明したいと思います。
(福本)
★。、:*:。.:*:・ ゜☆。.:*:・ ゜★。、:*:。.:*:・ ゜☆★。、:*:。.:*:。.:*:・゜☆★。、:*
◆今日の一言◆
日本人で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんの言葉を紹介します。
「一番大事なのは意欲。そしてその意欲を執念深く持ち続けることです。」
長い年月をかけて研究を積み重ねられたのは、まさに「執念」を感じます。ひとつの道を突き進む
覚悟と意欲があったのだと思います。
湯川秀樹さんは、戦時中に日本の原子爆弾研究の一員として携わった経歴があります。しかし、戦
後は一転、核兵器廃絶を訴え、ラッセル=アインシュタイン宣言にも共同署名しています。ひとつ
のことに執念をもってやりとげる意欲もさることながら、方向転換すべき時には行い、新たな方向
で全力を尽くす生き方にも感銘を受けます。
真面目に、自分が今何をすべきか真剣に考えて生きていきたいと改めて思いました!
(尾薗)
★。、:*:。.:*:・ ゜☆。.:*:・ ゜★。、:*:。.:*:・ ゜☆★。、:*:。.:*:。.:*:・゜☆★。、:*
◆Q&Aはこちらから◆
よくあるご質問をご紹介し、お答えしています。
⇒ http://www.h-firm.com/faq/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールは、はらだ事務所のメルマガにご登録下さいました皆様にお送りしております。
☆発行元 はらだ司法書士行政書士社会保険労務士総合事務所
☆ホームページはこちらから ⇒http://www.h-firm.com/
☆ご意見・ご感想・ご要望・解除の申込はこちらへ ⇒mailmagazine@h-firm.com