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はらだ事務所通信

不動産物権変動特集 第２回
2009/06/16　vol.44

こんにちは。メルマガ担当の尾薗です。
パソコンの不調のため、発行が遅れまして申し訳ございません。お待ち頂いた皆様に
は心よりお詫び申し上げます。
このところ、晴れたり雨が降ったりと、めまぐるしく天気が変わりますね。大雨のた
め交通機関に影響が出る地域もあるようです。しばらくは天気予報をまめにチェック
した方が良さそうですね。
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□ 注目の記事
? 梅雨の季節 ?
□ お客様の声
?お客様からのメッセージをご紹介致します?
□ 連載
?不動産物権変動（第２回）?
□今日の一言
?心に響く一言をご紹介致します?
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◆注目の記事◆

? 梅雨の季節 ?

６月に入り、もう１週間が過ぎました。６月といえば、私は梅雨を連想します。
梅雨は、北海道と小笠原諸島を除く日本や韓国、中国、台湾など、東アジアの広範囲
で起こります。世界中に雨季はありますが、梅雨は、それほど雨足の強くない雨が長
期的に降るところに特徴があります。
この季節は、カビや食中毒が発生しやすいため、食べ物の管理に注意が必要となりま
す。
そして、天然パーマの方にとって、梅雨は天敵です！
毎朝、湿気と戦いながら、鏡の前に立たなければなりません。
ただ、どんなに時間をかけても、すぐに髪がくるくるっとなってしまいます。
私もそのうちの一人です。
ですので、個人的に、梅雨が嫌いです。
ただ、この梅雨が終わると、とんでもない猛暑が待っていると考えると、早く梅雨が
明けてほしい気持ちと、猛暑を向かえる心の準備の時間がもう少しほしいという気持
ちが、毎年、私の頭の中でぶつかり合っております。
この季節は、朝夕が割りと涼しく、昼間はジメジメとしていて、暑かったりするので、
体調を崩しやすい季節でもあります。
体調管理もしっかりして、元気に夏を迎えたいものです。

（長久保）

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◆お客様の声◆

抵当権抹消登記のマニュアルをご依頼頂いた方からのメッセージをご紹介致します。

「昨日法務省○○地方法務局に行って参りました。極一部修正がありましたが、ほぼ
完璧で抹消の手続き完了しました。ありがとうございました。たいへんマニュアルが
参考になりました。」

（男性）

メッセージありがとうございます。
当事務所が発行しております、抵当権抹消手続のマニュアルを元に、ご自身で手続さ
れた方からのメッセージです。登記の申請書は、慣れないと、作成するのはなかなか
難しいものです。ご自身で手続をご希望される方のために、登記申請書の作成の手順
や、書類のつづり方などをマニュアルでご案内しております。
手続が無事に終わったとのご連絡を頂戴し、大変嬉しく思いました。
ありがとうございました。

（尾薗）

「お客様の声」はこちらから

⇒ http://www.h-firm.com/voice/

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◆連載◆

?不動産物権変動 第２回?

前回は、物権変動と典型的な対抗要件の問題についてご説明いたしました。
今回はさまざまな対抗要件（第三者に権利を主張するための条件）の問題についてご説明
したいと思います。

【相続と対抗問題】
前回、不動産物権変動の対抗要件は登記であるとご説明いたしました。

前回ご紹介したケースは、Ａさんが、同じ土地をＢさんとＣさんに売った場合、Ｂさんと
Ｃさんどちらか先に登記をしたほうが所有者となれるといった事例をご紹介致しました。
では、売主のＡさんが亡くなった場合はどうなるのでしょうか。

＜事例１＞
Ａさんは自分が所有していた土地をＢさんに売りました。しかし、Ｂさんが所有者になっ
たという登記をする前にＡさんが亡くなり、Ａさんの子供のＸさんが相続をし、Ｘさんは
所有者になった旨の登記をしました。

この場合、先に登記をしたほうが所有者になると考えると、Ｘさんが土地の所有者になる
ように思われます。
しかし、相続は、亡くなった人の地位がそのまま相続人に移転するものですので、Ｘさん
は、Ａさんと同じ立場（Ｂさんに対しての売主）になるのです。

つまり、Ｘさんは売主の立場となるため、買主であるＢさんは自分が所有者である旨の登
記がなくても、Ｘさんに対して自分が所有者であると主張できます。

＜事例２＞
Ａさんは自分が所有していた土地をＢさんに売りました。しかし、Ｂさんが所有者になっ
たという登記をする前にＡさんが亡くなり、その子供のＸさんが相続をしました。Ｘさん
は、この土地をＣさんに売り、Ｃさんは所有者になった旨の登記をしました。

この場合、事例１を参考にすると、Ｘさんは、Ｂさんに対してもＣさんに対しても売主の
立場となるので、前回ご説明しましたＡさんが同じ土地をＢさんとＣさんに売った場合と
同じように考えられます。
つまりこの事例の場合、土地の所有者となるのは先に登記をしたＣさんということになり
ます。

今回は、相続と対抗要件の問題についてご説明いたしました。
次回も引き続きさまざまな場合の対抗要件の問題についてご説明したいと思います。
登記の必要性について、皆様のご理解が深まれば幸いです。

（相川）

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◆今日の一言◆
イギリスの劇作家、セバスチャン・チャムフォートの言葉をご紹介致します。
「もっとも無駄な一日とは、一度も笑わなかった日のことである。」
（セバスチャン・チャムフォート）

一日を有効に使えなかったなと思う日は、誰にでもあると思います。私もよくあります。
本を読もうと思っていたのに寝過ぎてしまった休日は、夜になると、もったいなかったな
とよく思います。
一日を振り返って、自分が笑顔だった場面を振り返ってみると、以外に多いものです。ち
ょっとした挨拶や会釈、会話の中での笑いや、ベビーカーに乗る赤ちゃんを見て思わずほ
ほえんだり...。
眠る前に、よかった出来事を思い出すと、質のよい睡眠が取れるそうです。眠るときには、
その日一日有効に使えなかったな、と思うより、どんな場面で笑顔になれたか、思い返し
てみるといいかもしれませんね。

（尾薗）

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◆Ｑ＆Ａはこちらから◆

よくあるご質問をご紹介し、お答えしています。
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