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2009/04/27

宇宙基本法

日本人宇宙飛行士の若田光一さんが、国際宇宙ステーションに長期滞在している映像
やJAXAによる2名の新宇宙飛行士決定などのニュースで、最近よく宇宙や宇宙飛
行士に関する記事を目にします。そんな宇宙飛行士たちにCM撮影や科学実験などを
頼むことができるのだそうです。

2009年3月4日、宇宙航空研究開発機構は、国際宇宙ステーションの日本実験棟
「きぼう」をコマーシャル撮影や科学実験などに利用する際の料金を定額制にすると
発表しました。国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士に作業を頼む場合は、1時間
当たり550万円、国際宇宙ステーションに運ぶ物品は1キログラムあたり330万
円、地上に持ち帰る場合は1時間当たり550万円だそうです。
ただし、公序良俗に反しないこと、平和目的利用等の制限があるようです。

宇宙飛行士に作業を依頼する場合、1時間550万円がかかりますので、この金額を
ベースに、仮に1年間作業を行ってもらう場合の必要金額をまとめてみると、
・1時間     → 550万円
・1日(8時間)  → 4400万円
・1ヶ月(20日) → 8.8億円
・1年      → 105.6億円
つまり年収105億円稼ぐ人と同じ位作業価値となるようです。
年間100億円近く稼ぐ人というと、ウィル・スミス(ハリウッド俳優)が、年収8
5億円、マドンナ(歌手)が、年収220億円ほどとのことですので、宇宙飛行士に
宇宙での作業を依頼するには、ハリウッドの有名俳優に、仕事を頼んだ場合と同じ位
の金額がかかると考えるとイメージしやすいかもしれませんね。

さて、昨年の5月、宇宙基本法が施行されました。宇宙基本法とは、日本の宇宙産業
の国際競争力を強化するため、首相を宇宙開発戦略部長とし、内閣府に「宇宙局」(仮
称)を設け、宇宙開発政策を総合的に推進することを可能にするものです。
宇宙基本法によって、日本の宇宙産業は活性化し、民生技術にも大きな波及効果が出
ると、産業界では大きな期待をしています。
宇宙開発戦略本部が発表した宇宙計画によると、当面は月に重点を置き、2020年
頃にロボット探査を実施したうえで、2025?30年頃に本格的な有人月面探査に
移行するとしています。若田光一さんのような宇宙飛行士にならなくても、日本の機
体を使用し、日本の月面基地へ旅行ができる日も近いかもしれません。
夢の話ではなく既に、民間の旅行会社でも、2012年以降、月への旅行が計画され
ています。価格も今までのように大富豪の方々しか届かない金額ではなく、だいぶ安
くなるそうです。
今後、宇宙基本法により、よりもっと多くの人たちに宇宙が身近になっていったらい
いですね。

(長岡)

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