厚生労働省は16日、新型インフルエンザの集団感染件数が13日までの1週間で3
284件と、前週の約1.4倍に増えたと発表しました。(9月17日 日本経済新聞)
厚生労働省によると、夏休み明けで学校での感染拡大が加速しているとのことです。
感染件数を都道府県別でみると、東京が最も多く、続いて大阪、千葉と都市部を中心
に拡大が続いています。
一方、16日より国内では初となる新型インフルエンザワクチンの有効性や安全性を
確認する臨床試験(治験)が鹿児島市内の治験専門の医療機関で始まりました。
また、子供は学校で集団行動をするため新型インフルエンザに感染する恐れが指摘さ
れていることから、今後の大規模な流行に備え、医療品や日用品メーカーの間で、消
毒液やマスクなど子供向けの新型インフルエンザ予防対策商品を新たに投入する動き
が相次いでいるそうです。
これから冬に向けて新型インフルエンザの感染拡大が懸念されますが、新型インフル
エンザ対策についての情報はインターネットやテレビ等で得ることができますので、
今のうちから充分注意をしておくのがよいと思います。また、明日からの連休でお出
かけになる方も多いと思いますが、人ごみに入るときはマスクをしたり、外から建物
の中に入るときには手指の消毒をしたりと感染対策をしておくとよいのではないでし
ょうか。
(相川)