京都地裁で11日にあった、点滴水混入事件の裁判員裁判で、難解な医学用語が多かったため
か、多数の傍聴者が居眠りを始め、怒った裁判長が「居眠りしたい人は出ていって」とくぎ
を刺すということがあったそうです。
裁判の傍聴者はあくまでも第三者ですので、緊張感が薄れてしまうのかもしれませんが、当
事者にとっては、特に刑事裁判の場合、今後の人生がどうなるかが判断される重要な時間で
す。
裁判を傍聴する機会がございましたら、そのようなことを念頭において緊張感をもって傍聴
することが大切だと思います。
では、簡単にですが、裁判の傍聴についてご紹介したいと思います。これを機に、お近くの
裁判所に傍聴に行かれてみてはいかがでしょうか。
まず、裁判の傍聴をするのに事前の申し込みなどの特別な手続は必要ありません。
公開の法廷で行われる裁判は、だれでも傍聴することができます。また、どの法廷でも自由
に入ることができます。法廷の入り口に裁判の予定表が掲示されていますので、どの裁判を
傍聴するかの参考にすることができます。
ただし、傍聴希望者が大勢いる事件では、傍聴券が必要な場合があります。傍聴券を求めて
列を作っている様子を、ときおりテレビで見かけることがありますね。
裁判を傍聴するときに注意しなければならないことは、裁判の妨げにならないよう、静かに
行動することです。また、法廷内では写真撮影や録音は許可がない限りできないことになっ
ています。メモを取ることはできますので、必要であれば筆記用具を持っていくのも良いの
ではないでしょうか。
裁判の傍聴については、裁判所のホームページにも掲載されておりますので、ご興味のある
方はご参照ください。⇒ http://www.courts.go.jp/kengaku/botyo_tebiki.html
(相川)
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