考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことになります。
/イチロー氏
メジャーリーガーのイチロー氏のことばです。
イチロー氏は天才と称されますが、努力の人としても知られています。
努力家で結果を出しているイチロー氏が言う冒頭のことばには重みがあります。
1「こんなに頑張っているのに...自分には才能がないかもしれない。」
2「こんなに頑張っているのに...なぜ認めてくれないんだ。」
と不満に思うことはありませんか?
そんなときは、思考停止の黄色信号です。
考える労力を惜しんでいる証拠であり、
前に進むことを止めてしまっていることに他なりません。
努力を自ら無意味にしてしまう危険な状態ですので、
冒頭のことばを思い起こし、考えることに集中しましょう。
1「...自分には才能がないかもしれない。」
と思うことは、自分の「素質」に悲観的になっているような表現ですが、
実は、「努力したくありません」と宣言しているに過ぎません。
どんなに実力のある人でも、
努力を繰り返して結果を積み重ねて初めて才能の有無を評価されるようになります。
才能=努力と言えます。
つまり、自分で才能がないと言うことは、自分で努力しないことを認めることであり、
今後の努力から逃げ出すことを意味するのです。
努力から逃げてしまうと、今まで辛い思いをした努力は無意味になってしまいます。
今までの努力を自ら無意味にして初めから積み重ねるよりも、
今を耐えた方が楽に目標達成できますので、
長い目で考えて忍耐強く考え抜きましょう。
また、
2「...なぜ認めてくれないんだ。」
と思うことは、自分の出した結果を周りが理解していないという表現なのですが、
実は、結果を理解していないメンバーの中に自分自身も含まれている状態です。
というのも、「...なぜ認めてくれないんだ。」という不満があるということは、
本来の目標の中に「周りに理解してもらうこと」も含まれていることを意味します。
ということは、目標達成のために「周りに理解してもらうこと」をクリアにしなければならない
状況にもかかわらず、
理解してもらう努力を自ら放棄している状態です。
にもかかわらず、不満があるということは自分自身が結果を理解していないということを意味
するのです。
このような状態は目標達成まで、あと一歩の段階です。
あと一歩という段階まできてすべてを放棄してしまうのは実にもったいないことです。
最後まで忍耐深く前に進めるためにも本来の目標を改めて考え直しましょう。
これら2つの不満に共通するのは試行錯誤を止めてしまったことに自分で気付いていない
状態です。
時には疲れてしまいどうしてもマイナスに考えることもあろうかと思いますが、
いずれも、目標達成が不可能でない状態なので、諦める状況ではありません。
ぐっと歯を食いしばって、忍耐強く考えて実行していきましょう。
努力とは、
「目標達成のために、
あらゆる失敗と試行錯誤を繰り返して
全力で忍耐強く前へ進むこと」
です。
「失敗」と「試行錯誤」がつきものなので、
常に自分の選んだ方法に常に不安を感じるものです。
この不安と戦うことが目標達成への道です。
不安と戦って負けそうなときこそが、力を伸ばせるチャンスとも言えます。
自らチャンスをつぶすことがないよう忍耐強く考えて考えて考え抜きましょう!
(原田)
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