今年の冬は暖冬ですね。この文を書いている時点では、一時期続いていた平年並みの寒さも過ぎ去り、
3月並みの暖かさが続く予報が出ています。花粉も本格的に飛び始めました。
地球温暖化といわれはじめてずいぶん経ちますが、ここ数年は季節の進み方以前とだいぶ変わってきているように感じますね。
4年ほど前の猛暑、去年の猛暑の印象が強いですが、何年か前の関東地方は4月、5月と肌寒い日が続き、
晴れてあったたかく気持ちの良い春の日が少ないまま梅雨の走りのようなぐずついた天気の時期に移行したこともありましたし、
去年は3月に暖かくなるのが早く、桜の開花時期は、各地で一番早い記録が塗り替えられましたね。
私が若かったころは、入学式や、その後の歓迎会や新入部員の勧誘の時期に桜が見頃だった記憶がありますが、
昨今は卒業式や春休みの間に桜が見頃になるようですね。
このあたり、世代間のギャップを引き起こしそうです。
桜の季節というと、私の出身の岩手県では、私が学生時代まではちょうどゴールデンウィークに重なっていました。
私の出身の市では、江戸時代に大火事があったのをきっかけではじまった火防祭(ひぶせまつり)が毎年4/22に行われていたのですが、
何十年か前に、参加する市民の便宜と観光に活用するため、ちょうど桜が見頃になるゴールデンウィークのはじめの4/29の昭和の日に
開催日を移しました。それはそれで一定の成果を上げているようですが、桜の開花時期は早まってしまい、今ではお祭りのときには
桜は散ってしまっていることが多いようです。
今年も桜の開花や見頃は早そうですね。うまく行事や、お出かけとあわせて楽しめるといいですね。
記:大内
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